信州建築構造協会1月例会のご案内
主催 | 信州建築構造協会 |
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開催日 | 2017/01/27 |
時間 | 第一部 PM3:00~4:00 第二部 PM4:00~5:00 |
参加費 | 1,000円 |
講演内容 |
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会場 | メルパルク長野 長野市鶴賀高畑752-8 |
セミナーレポート
『木造の構造設計に期待』
1月27日、長野市のメルパルク長野で1月例会を開き、講師を招いた講演会と新年会に会員らが多数参加しました。講演会は2部構成で行い、日ごろ取り扱うことが少ない「木」をテーマに実施。田村会長は「木は環境にやさしく循環型の材料として注目されている」とし「今後、木造の構造設計も担い手として期待がかかっている」と展望を伝えました。
県林業総合センターの前所長・吉田孝久研究員は「木材の力を知る」をテーマに講演。木の強さについて「ヤング係数=たわみにくさ」や「強度=破壊強度」での評価、木裏と木表、成熟材と未成熟材の強度比較など、自社で分析した結果をグラフや写真でわかりやすく解説。「木を扱うには、木を知らなければ」と吉田研究員。
信州木材認証製品センターの松本寿弘事務局長と県林業総合センター木材部の今井信部長は、自社の業務や認証製品を説明したほか信州木材認証製品「信州型接着重ね梁」について、さまざまな性能評価試験をクリアして製品化し大臣認定を取得した経緯などをていねいに解説しました。