信州建築構造協会1月例会のご案内
主催 | 信州建築構造協会 |
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開催日 | 2020/01/24 |
時間 | 14:30~17:00 |
参加費 | 1,000円 |
講演内容 |
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会場 | アルピコプラザホテル 松本市深志1-3-21 |
セミナーレポート
◎ 構造エンジニアの面白さとは ◎
○ 1月例会で伊藤潤一郎氏が講演 ○
1月24日、当会は松本市内で1月例会を開催しました。
講演会は、オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン・リミテッド(東京都)のシニア構造エンジニアである伊藤潤一郎氏に登壇いただき、『1つの構造デザイン手法(JSCA賞作品賞・日本構造デザイン賞作品賞から)』をテーマにお話しいただきました。
「そもそも構造デザインで何だろうか?」と投げかける伊藤氏。構造エンジニアとしての経歴を振り返り、「著名な建築家と数々の作品に携わってきたが、構造設計の面白さを感じることができず、だから作品に思い入れもほぼなかった。2012年に気持ちを切り替えて、賞を取りにいった『クズミ電子工業藤沢新工房』がきっかけで、エンジニアとして作品づくりをする決心がつき、仕事に取り組めた」と話しました。
伊藤氏は、その後に手がけた太田市美術館(群馬県)や京都学国語大学新4号館キャンパス(京都府)での取り組みをスライドで紹介しながら、構造エンジニアとしてのこだわりや工夫について話していました。
写真:伊藤潤一郎氏