セミナーレポート

例会中止に終止符「３度目の正直」

当協会は11月19日、上田市内のホテルで第30回総会と11月例会を開きました。総会は、委任状を含む65人が出席。昨年から続きコロナウイルスの影響を受け開催と中止を繰り返している例会について、白鳥太一会長は「今回が３度目の正直。この総会を機に、例会の実施がこれまでのように戻ることを切に願う」と強調しました。

２カ月に１回のペースで講演会と懇親会を開催してきた当協会ですが、昨年は計画した６回のうち９月、１月、５月の３回が中止となりました。そのため、予算審議では、白鳥会長が「前年度使われなかった会費を繰り越さずに、30周年の記念式典の実行費用として残しておく」と説明し、会員の皆さんの承認を得ました。また、特例として、今期に限り会員らから徴収する年会費を半額にしながら「通常通り２カ月に１回の開催を予定したい」と理解を求めました。

講演では、齋藤木材工業（長和町）が「非住宅の木造・木質化を支える技術」について、東京鐵鋼（東京都）が「スマートベース工法（露出柱脚工法）」についてそれぞれ講義しました。