信州建築構造協会7月例会公開講演会のご案内
主催 | 信州建築構造協会 |
---|---|
開催日 | 2024/07/19 |
時間 | 第1部 PM2:30~PM5:10 第2部 PM5:15~PM5:30 |
講演内容 |
|
会場 | 長野市 長野ホテル犀北館 長野市県町528-1 |
参加申込 | 一般の方で参加を希望される方は、こちらの申込用紙にご記入の上FAXにてお申込ください。 お問い合わせ信州建築構造協会事務局 |
セミナーレポート
あいさつする白鳥会長
◎信州建築構造協会の7月例会
◎BIMなどをテーマに意見交わす
信州建築構造協会(白鳥太一会長)は7月19日、7月例会を長野市内の犀北館で開催。構造計算実務についてのパネルディスカッションと、大谷製鉄(富山県)による商品説明を行った。
パネルディスカッション①
パネルディスカッションでは、耐震診断委員長の渡辺明元氏(エーシーエ設計)をコーディネーターに、パネリスト6人が登壇。BIMの利点や今後の対応、一貫計算プログラムにおけるダミー層の注意点、梁段差の入力方法による計算結果の違い、基礎梁が取りつかない場合の鉄骨柱脚検討項目―などがテーマとなり、パネラーを中心に活発な議論が行われ、会場参加者からも見解が出された。
パネルディスカッション②
パネルディスカッション③
白鳥会長は「BIMに関しては、今回のパネルディスカッションを序章として触れてもらうが、当協会でBIMをどのタイミングでどう扱うかは、次期役員に委ねたい」とした。
大谷製鉄は、ODIシリーズ「自在ジョイント継手」などの鉄筋継手製品の種類や特徴を紹介した。自在ジョイント継手は、在来・先組・打継の各工法で使用可能。カプラーとナットの2つの部品で構成し、部品を分けたことで、接合時のねじ位相のずれを気にせずに接合できる。継手のねじ部はスタンダード継手と同形状のため、継手の全長が長くならないという。
大谷製鉄の商品説明
大谷製鉄の北課長が説明
また、白鳥会長は冒頭あいさつで、30周年事業となる研修旅行を6月21・22日に実施したことに触れ、「全会員(71社)の3分の1強が参加し、周年事業としてふさわしい見学会ができた」と話した。研修旅行では、信州建築構造協会顧問の山辺豊彦氏(山辺構造設計事務所)が構造設計を行った「韮崎市立すずらん保育園」「七沢希望の丘初等学校」の見学などを行った。
懇親会